難聴娘達の成長

難聴姉妹の成長

難聴発覚から療育開始まで(1)

長女
2010年、新宿区にて、もちろん、新生児聴覚スクリーニングの無い病院で生まれる。


1歳半頃からおかしいと感じるも、検診や風邪などで訪れる小児科にも
発語がない、奇声を発する、反応が鈍い。と相談。

しかし、帰ってくる言葉は決まって

「お母さん、気にしすぎ」「3歳まで様子見」 「まだ分からない」。という言葉。


2歳の母子手帳に「耳が遠いのか?」とメモが残っている。

 

 



 

発育健診の度に、耳のことを質問する。
あえて、違う病院で受けてきたし、保健師?にも相談した。
目の前通過の謎の鈴鳴らしを目で追う(当たり前や!)
背後でビニールをガサガサに全て振り向いてしまった事。

ママと言えること、70dbぐらいの音であれば振り向いてしまった事で、聴こえると判断されていた。

聞こえているなら発達障害かなぁ...と、あの頃の私には時間が経つのを待つしかできなかった。


おかしいと、耳鼻科に行った時、長女1歳半。

受付で「耳の検査をしたい」と言うと「小さい子の検査はできない」と言われる。
この言葉が発見をもっと遅らせた。
できないのは小さな病院だったからで、大きな病院ではできたのだ。
無知だった私は、そうだよな...
音が鳴ったら押して下さい!の、ボタンなんて押せないもんな。
と、その時は、その相談だった為、できないと言われて、受診をせずに帰宅した。

母親は賢く病院を受診するべきである。と、学ぶ。

 

2歳9ヶ月、風邪で同じ耳鼻科へいく。

今度は風邪の為、診察室まで入った。
診察時に先生に「なんさい〜?」と年齢を聞かれるも無言の長女。

「言葉がでなくて」というと「今までなにしてたの‼️」と、怒られる💦
「え...随分前に受付に検査したいと言ったら子供は検査できないといわれて」というと、なんと!!!!

「受付のバイトの子にわかるわけないじゃない!なんで私に言わないの?!」と返ってきた😲

しらんがな!!!!!!まずは受付で症状言うでしょ?
受付がバイトの事務員なのか、看護師なのかなんて知らないし💢
検査不可と言われたら風邪もひいてないのに受診の必要ないじゃない。

この時ばかりは、発狂したくなりました。
受付のただのバイトさん「先生に相談して」と、ひとこと言ってほしかったよ。

大きな病院を紹介され、すぐに予約を入れた。
この、検査可能と知るまでのモヤモヤ時間は、今でも悔やむし、長女が苦労していることを見ると、胸が苦しくなる。

いま、元気に楽しんで学校へ行ってくれている事が救いです🥺