難聴娘達の成長

難聴姉妹の成長

難聴発覚から療育開始まで(2)『病院紹介から検査まで』

〜病院紹介から検査まで〜

大きな病院を紹介され、すぐに予約を入れた。
1ヶ月ほどで受診できたと記憶。

病院に到着し、手続きを済ませる。
睡眠導入シロップを飲ませる。
抵抗がありすぎて、泣きそうになった。

抱っこをして、トントンしているとすぐに寝てくれて検査室へ。
何もわからず、頭にたくさんの電極をつけられている姿をみて又泣きそうになる。

ぐっすり寝ていたので、すぐに検査も終わり次回の予約を取り帰宅。
検査結果は1ヶ月後。

睡眠導入剤を飲ませることも、大きな病院にいることも何ひとつ受け入れられていなかった私だが、発音や抑揚のおかしい「マ〜マ〜」としか言えない、まもなく3歳の長女。
聴こえていないかもしれない恐怖と、音の少ない世界に取り残されている娘を思うと
今すぐにでも結果が知りたい!と、焦るばかり。



〜検査結果を待つ間〜

この1ヶ月は生きた心地なんてしなかったなぁ...
耳が聴こえてなかったなら今までの行動が腑に落ちる。

診断が下る前に自分の中で確信していた。
毎日寝ても覚めても難聴の事を調べていた。

難聴って何?
聴こえないって何?
難聴と聾って違うの?
伝音性?感音性?
原因は?
治るor治らない?


そもそも、原因もわからないから調べようもない事なのに、その1ヶ月で「難聴」にかなり詳しくなった。

沢山の難聴の原因を調べる中で、「治る可能性の無いやつだ」。と確信する。
恐怖と焦りで、不眠に陥り、寝ても覚めても頭の中は難聴のこと。

突然視界が1mmぐらいになっちゃって、目が見えなくなったり
妊娠中なのに出血を繰り返したりして、ストレスで身体も悲鳴をあげていた。
白髪もすごい増えたよ😵

目の前にいる長女に申し訳ない気持ちしかもてず
話しかけても聴こえないのか...
歌っても聴こえてなかったのか...
じゃぁ、どう接したらいいの?
ただただ、食事を与え、そばでゴロゴロしていたっけな。
変な顔してただろうな、わたし。

基本的に「なんとかなるさ!」という性格だったけど、流石に落ち込んだなぁ。

長い長い1ヶ月でした。