〜療育の基本〜
●言葉のシャワーを浴びせる。
●なんの音なのかを把握させる。
●目から耳から言葉を入れる。
●基本的には全て遊びから吸収させる。
●オノマトペを通してイメージを植え付ける。
●言葉のシャワー
何もわからなかったが、先生がやってたことを、ひたすら真似して
往復の車の中も、帰宅してからもずっと言葉かけをした。
歌もうるさいぐらいに歌った
●なんの音なのかを把握させる。
難聴でも赤ちゃんから通っている同じ学年の子は、普通に会話をしていた。
給食を食べている時、女の子が、ヘリコプターの音を聞き「ヘリコプターだ!」と言った。
この時は単純に、「ヘリコプター知ってるんだ、すごいなぁ」と思っていたが
それがどれだけ凄いことなのか、ずいぶん後になって気が付く。
人は、初めて聞く音が何の音なのかわからない。
目で見て音を聴き確認し、初めて音の存在を認識する。
音と物が一致する瞬間が言葉獲得の瞬間である。
聴こえる人にとっては、お母さんのお腹にいる時から音の存在を知っていて
赤ちゃんの時から、自然と目と耳で記憶している。
聴こえる赤ちゃん相手では、気づかないうちにやっている事。
最初はこれを一つ一つ教えていく。
言語というものは、一文字一文字の50音が繋がり合わさり
言葉になっていると気づいた時、私が知っている音の存在を全て教えていくのか⁉️
子供が発する言葉を一つ一つ逃さず修正していくのか⁉️と途方に暮れた。
相手が赤ちゃんだと思えば、普通のことなのに、難しく考えすぎてしまったのです。
この世の「音の存在」に気づけたら「音」に対して、子供が反応するようになるので
興味が広がってきた時、丁寧に教えてあげれば、どんどん言葉のバケツに言葉が溜まっていきます。
言葉のバケツが溜まってくると、バケツから溢れる時がくるから。
と言われていたが、その時は、全く想像もつかず、このことか?と
なんとなく思ったのは、1年以上後である。
健聴でも、1歳ぐらいで言葉を話し始めると思うので、やはり1年は必要ですね。
●目から耳から言葉を入れる。
点と点が結びつき、形になった時、その形の周りには、色々な言葉やイメージ、表現がくっついて雪の結晶の様になっていくのだ。
この時期、言葉が単体ではなくなる瞬間が目に見えるようだった。
そこから先も言葉は増えていくが、もちろん周りも成長していくので
遅れた分を取り戻すほどには遠く、一歩ずつと思いつつも、気持ちが全く追いつかない。
3年もの遅れは、我が子の成長を純粋に喜ぶことができず、禁物の「焦り」は常に追いかけてきた。
●基本的には全て遊びから吸収させる。
この頃は、「ごっこ遊び」と「本の読み聞かせ」がメインでしたが。
隙あらば、踊ったり、歌ったり、興味を引くために、テンションMAXで変顔をしたりしながら、母はフル稼働していた。
訓練から帰宅して、駐車場に車を停めた瞬間から意識が無く
20分経っていた‼️なんて毎日でした💤
ごっこあそびは、アンパンマンレジスター、おままごと、パペットマペットや、指人形を使って言葉の掛け合い(母が一人二役で、子供には人形劇を見せる感じ)
読み聞かせは、チャイルドブックアップル(定期購読)
こどもずかん
知育えほん
シールブック
また、本屋さんで子供が興味を持ったものを買ったりしていました。
ipad も駆使し
動物の鳴き声、楽器の音、電車などの音が出るものをダウンロードしまくりました。
この頃は、これがおすすめ!
読み聞かせアプリもありましたが、必ずBGMがついていて
難聴児には向かず、アプリ任せにはできないものばかりでした。
今はあるのかな?
あれば、どんどん使うことをお勧めします❗️