●情報保障
●補聴器の管理
●難聴児の位置が重要
●情報保障
コロナ禍で、長女にとっては、3年ぶりのプール指導。
次女にとっては、1.2年生のプール指導は行われなかった為3年生で、初めてのプール指導。
長女に関しては2年生の時点で「周りを見て動けてるから、もう大丈夫です」と言われ
それ以来、入っていませんでしたが、6年になると、指示が複雑だから入ってほしい。と
きこえの先生に言われ、情報保障にて入った。
入ってはみたものの、何の不安もなく、ほとんどこちらを見ないので、担任の先生に確認すると、「大丈夫そう」とのことでしたので、1度行ったきりです。
補聴器には防水カバーは存在せず、補聴器を外す我が子は、
先生の指示は全く聴こえなくなる為、聴こえない部分をサポートするための情報保障制度にてプールへ行く。
きこえの教室が入っている学校なので、きこえの先生が空いていれば、
入って下さる日もありますが、基本は親。
慣れたら同じ学年の、ママやパパと交代で入ったりします。
プールサイドで先生の指示を伝える。
プールサイドで先生の指示をホワイトボードに書いたり、学校側で準備してくれている絵カードを使って指示を出す。
しかし、大事なことを簡潔に書こうと思うが、言葉には追いつかないので
やっぱり、手話は必要だなぁ。と実感する。
(耳ママ友が開いている、手話サークルに入れてもらうも、練習嫌いな姉妹は、1年もたずに辞めてしまいました)
スタートダッシュに出遅れたり、細かい指示が伝わらないのは、仕方ないこと。
そこは、先生も咎めたりはしないのですが、
本人達も、プライドがあるので、目で見て、判断して、しっかり追いついていました。
見て判断する力も養えますね❗️
●補聴器の管理
IP68の防水補聴器だが、電池部分に水が入ってしまうと通電しなくなる為
濡れても壊れないが、つけていても聞こえはしないのでつけません。
人工内耳のお友達は、アクアという防水カバーがあるので、それを装着しているが、
マイクが覆われるので、聴き取りはそんなに良くない上に、装着が難しく、低学年だと破壊するそう😨
緊急時や、スタート合図、点呼などでは、音に反応できるので、あった方が安心ですね。
補聴器は、教室で貴重品ボックスに入れておいてくれる先生や、
現場まで行って預かってくれる先生、様々ですが
教室からプールまでの移動もありますし、プールサイドで体操ぐらいはしてもいいのでは?と思うので、プールサイドまで自分で補聴器ケースを持って行って、
シャワーの前後で着けたり外したりするのが一番良いと思います。
●難聴児の位置が重要
なるべく自分の目で見て、判断して、動いてほしいので、こちらの板書は最低限にし
・先頭ではなく、2番目以降に。
・入水順序なども一番手ではなく2番手に。と、お願いする。
先生とホワイトボードしか、視界に入らない先頭に並んでいると
後ろで何が起こっているのかわからないので、振り返ったら皆、入水してた❗️
なんて事も起こってしまうので
先頭ではなく前から2番目以降がいい。
ホワイトボードでは伝わり切らないし、合図のタイミングので、こちらを見てくれる事はほとんどないし、もちろん、呼んでも手を振っても気づかないので
1番手が、何をやるのか目で見て、流れを覚えた方が早いので
2番手がいい。
先頭で、いきなり点呼とります!「バディ!!!!」と言われた事がありました。
1番前にいたので、筆記も間に合わず、聴こえない状態で何が起こるのかわからないまま
突然バディに腕を持っていかれびっくりするやら、痛いやら。
自分の番が終わった頃、周りを見て「点呼のバディだったのか?」というポカン顔。
2番目以降だと、ウェ〜ヴのように、前の人が上げたら次は自分だ。と把握できる
2番目以降がいい。
後ろの方に行きすぎると、ホワイトボードや絵カードが見えなくなるし
子供達の真ん中に、大人がいると邪魔になるので、やはり
2.3.4番目ぐらいにいるのがいい。
きこえの子はクラスの垣根を越えて、自分のクラスのバディごと、前に集めてもらう。
バディの子、嫌がるんじゃないかな...とも思ったりしましたが
違うクラスに入るのを、キャッキャ言いながら楽しんでいました。
きこえの教室が入っていることで、子供達は偏見どころか、助けてくれる子が多かったり
理解してくれたり、とても有難い環境で普通学校へ通えています。
担任の先生方も、絵カードを準備してくださったり、補聴器管理を手伝って下さったりと
色々とご提案くださり、感謝しかありません。
お仕事を増やしてしまい、恐縮です🙇♀️
普段から情報保障や通級で、学校への出入りが多い難聴児の親。
廊下を歩いてると、ブチギレてる先生の声が聞こえてきたりしますが
個性あふれる小学生達を、それも1人でこの人数の生徒を見ているなんて
本当に頭が下がります🙇♀️
炎天下での情報保障は、一回目で足の甲が真っ黒になりますが
こっちまで笑顔こぼれちゃうほどニッコニコで、子供の最大の笑顔が見れて
難聴児親の特権か⁉️と思えるほど、幸せ時間です♪